ひさびさに函館史跡めぐりをしてきました。
苫小牧を車で出て途中寄り道をしながら約5時間、まずは森町にある榎本軍鷲ノ木上陸地に到着。
国道5号線から海岸側に降りていくとひっそりと看板と記念碑が立っています。
150年前榎本軍がこの海岸から軍艦8隻、約2000人の兵を率いて上陸。
ここから榎本、土方率いる旧幕府軍及び新選組は函館に向けて行軍を開始しました。
↓鷲ノ木浜。今回は残念ながら駒ヶ岳山頂は雲で見えず。
つぎに到着したのが北斗市二股口古戦場跡。
ここで土方軍は江差方面から進軍する新政府軍を迎え撃ってこれを二度に渡って撃退しましたが、海岸沿いの松前口が突破されると背後を遮断される危険が生じたたため撤退を余儀なくされました。
この先の塹壕跡を見るためには山歩きになります。熊が怖いので入口で引き返すことに。
古戦場跡から新函館北斗駅が近いので新幹線を見てから函館に向かいます。(写真とるの忘れたため画像なし)
函館に到着するとちょうどお昼だったので函館の定番ハセストのやきとり弁当を購入。
あいかわらず美味しいです。
腹ごしらえもしたので次に向かったのが土方歳三最期の地碑(一本木関門)です。
土方さんは一本木関門(本当の場所はここから西に200メートルの地点にあった)で函館・七重浜の両方面の戦闘を指揮し、その最中下腹部に流れ弾を受けて戦死しました。
私が函館に来たときには必ずここを訪れて土方さんにお参りしてます。
一本木関門に隣接している公園。
こどもたちは史跡より遊具のようです(-_-;)
次に訪れたのは函館公園内にある市立函館博物館。
ここには新選組の生き残り中島登(なかじまのぼり、1838年2月25日 ~1887年4月2日、新選組伍長)が描いた「戦友姿絵(のレプリカ?)」が展示さています。。
新選組関連の本にはたいてい写真が載っているのでファンなら一度は目にしたことがあるであろうあの絵です。
巻物に描かれた近藤勇、土方歳三、山口二郎ら新選組隊士の姿絵を見ていると中島登の元同僚への強い思いが伝わってきて感慨深いです。
他にも戊申戦争時代の羽織、帽子、砲弾や銃などの展示があり幕末の銃器では最新の後装式7連発スペンサー銃(大河ドラマ八重の桜で八重が薩摩兵に向かってぶっぱなしてたやつ)の実物も見れて大満足でした。
博物館見学後は同じ公園内にミニ動物園があったのでこちらも見物。
無料のわりに結構いろんな動物が見れて楽しめます。
動物を見た後はおみやげの買い物も兼ねてとりあえず五稜郭に行くことに。
函館奉行所は今回はスルーして・・・
ちょうど函館奉行所向かいに建っている兵糧庫(土蔵)が夏期限定で特別公開されてたのでこちらを見学。
この兵糧庫は五稜郭の築造当時から唯一現存する建物だそうで、中には五稜郭の発掘調査で出土した物や、箱館戦争時に砲撃を受けて函館湾で沈んだ軍艦「朝陽」の竜骨の一部、五稜郭郭内に引かれた上水道の木樋などが展示されてました。
兵糧庫の裏手にある土饅頭と呼ばれる場所。ここらあたりに土方歳三が埋葬されたのではないかといわれていますが・・・。
一通り五稜郭内を見てまわったところでお腹がすいてきたのでラッキーピエロ五稜郭店でハンバーガーを食べることに。
わたしが選んだのは2番人気のラッキーエッグバーガー。
ボリュームがあるのでこれ1個で1食分になりますね。
ラッキーピエロを完食したところで今回の函館めぐりは終了です。
函館はちょっとした街の風景も美しく何度来ても飽きないうえに、まだまだ行ってない史跡および名所があるので何度でも来くる価値がありますね。
↓今回の戦利品。
性懲りもなくまた買ってもうた・・・
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